レザークラフトで布を使う

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革小物を作る~革と布~

今回「HANDMADE COLLECTION」にお声かけ頂き、出店に向けてワイヤステッチコインパースのサイズアップした商品を、new item として製作いたしました。

ワイヤーステッチ立体ケースと名付けたアイテムは、形を今までのA`kenoの商品よりも、立体的に変更。

また、一緒に並ぶ他のブランド様が元気いっぱいのカラーバリエーションでしたので、裏地とマチの部分に使用している、ウイリアル・モリスのテキスタイルを、表にも張り合わせることにしました。

革製品で布を貼るには

袋縫いであれば、布の端をヘリ返した革に挟んで縫製すればいいので、貼り合わせの必要はありませんが、革自体に布を貼るとなると、張り合わせる布との相性を考える必要があります。

革の縫製では、貼り合わせる為に糊付けをしますが、布の場合はその糊が表に染み出てしまいますよね。

染み出た状態で製作すると、布の色が本来の色と異なってしまうだけでなく、水に塗れたりした場合、糊が溶けてベタ付いてしまいます。ですので、革と張り合わせる前に、この布を保護する必要があります。

そこで必要になるのが芯地の役割です。

芯地とは

服飾での芯地の役割は、布と布の間に挟むことで、服のシルエットを整えることができます。

高級で繊細な素材であれば、芯地を挟むことで縫製が安定しますし、着用時や洗濯のタイミングでも型崩れを防いでくれます。

革製品でも、もちろん製品の型崩れ防止で使用しますが、革の縫製には糊付けは欠かせません。今回はその糊付けを可能にするために、芯地を貼る必要がありました。

何パターンかの芯地を購入し、どれが適しているか検討してから決めていきます。

その①テープタイプの芯地を貼る

スライサーなどの芯地は、テープ状になっており、貼りたい分の切り出し、両面テープと同じ要領で貼ることが出来ます。

薄手の布であれば、張りが出ますし、布に強度を持たせることが出来るので、しっかりしたアイテムを作る際には便利です。

その➁アイロンで張り合わせるタイプの芯地を貼る

接着芯タイプの不織布の芯地は、アイロンで張り合わせることができます。

こちらは、柔らかさがありますので、素材によってはこちらが適している場合もあるかと思います。

ですが、今回こちらの接着芯は私たちには不向きでした。まさかの前面にシワが入ってしまう結果に・・・。

薄さも軽さも、素材のコストも不織布の接着芯の方が良かったのですが、仕上がりは残念な結果となりました。

やってみない事には分からないものですね。

完成しました

ということで、今回はスライサーの芯を採用し無事完成。

マチの部分がそのまま表の柄になっているデザイン。

夫がこのデザインイメージを伝えてきたときは、「なんだそれは?」と思っていましたが、出来上がってみると素敵なアイテムに仕上がっておりました。

無事に出店先にも納品が終わり、あとは販売担当をしてくださった方にお話をお聞きして、お客様の反応や感想を待ちたいと思います。

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