革の簡単お手入れ

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革をもっと好きになる日常お手入れ

15年前から使用している夫の革靴

本革を長持ちさせるお手入れと保存法

いつも使用しているクリーナー

本革は、その自然な質感と高級感から多くの人に愛用されていますが、適切なメンテナンスを行わなければ、劣化や傷みが早まることがあります。

長く美しい状態で楽しむためには、正しいお手入れと適切な保存方法は何よりも大切です。

基本的なクリーニングや対処法などを知っておくだけで、革製品と過ごす時間がより素敵なものとなり、より良い状態を保つことが出来、自分自身ののマストアイテムになってくれます。

それでは早速、誰でも出来る簡単なお手入れで、革との距離を縮めていきましょう。

定期的なクリーニングの方法

革製品の定期的なクリーニングは、表面に付着した汚れや埃を取り除き、革の呼吸を促す重要な工程です。

その一

柔らかい乾いた布や馬毛ブラシを使って、表面のほこりや砂粒を優しく拭き取ります。

その2

専用の革用クリーナーを使用します。クリーナーは革の種類や状態に合ったものを選び、少量を布に取り、円を描きながらやさしく拭きます。このとき過剰につけ過ぎないように気を付けましょう。

その3

革用クリームやオイルを少量ずつ取り全体に薄く均一に塗り込みます。

このときのクリームやオイルも塗り過ぎないことがポイントです。

その4

クリームやオイルを塗った後、直射日光を避けた場所で乾燥させた後、豚毛ブラシや柔らかな布で乾拭きをします。

クリーニングは、アイテムにもよりますが例えば毎日~2日に1回程度履く革靴は帰宅後に馬毛ブラシでブラッシングを行い、月に一度クリーニングをします。

財布は1シーズンに1回、もしくは汚れが気になった際に行うのが理想的です。

頻繁すぎると革の表面を傷める恐れがあるため、適度なペースで行うことが長持ちの秘訣です。また、背面や隅、縫い目などの細部も丁寧に拭き、汚れを残さないよう心掛けましょう。

最近は無印の豚毛ブラシを使用しています

乾燥と湿気対策

革は自然素材ゆえに、過度の湿気や乾燥に対して敏感です。乾燥しすぎるとひび割れや硬化を引き起こし、湿気過多ではカビや劣化の原因となります。そのため、適切な乾燥と湿気対策が必要です。

長期間使用しないときは・・・

直射日光や高温多湿の場所を避け、風通しの良い涼しい場所に保管しましょう。また、湿気を吸収しやすい紙箱や布袋に入れることで、湿気管理が可能です。

革表面の水気や湿気の管理を徹底することで、革の柔軟性と美しさを長く保つことができるのです。

使用後のひと手間

革製品を使い終わった後には、軽く拭き掃除を行いましょう。特に、汗や皮脂、汚れが付着しやすい財布やバッグは、柔らかい布や専用クロスで乾拭きするだけでも劣化を遅らせることができます。

乾拭きの際には余計な水分を使わず、革の表面のほこりや汚れを優しく取り除くことがポイントです。さらに、革の種類や状態に合わせて専用のクリームや保湿剤を薄く塗ると、革の柔軟性や光沢が戻り、ひび割れや乾燥を防ぎます。

雨の日対策

革は水に弱いため、濡れてしまうとシミや変色の原因になったり、ひび割れや形崩れを引き起こすことがあります。そのため、出かける前に防水スプレーを使用して、革の表面に防水膜を形成させることが基本です。

ただし、防水スプレーは種類によって効果の持続期間や革への負担が異なるため、必ず革の種類や用途に合った商品を選びましょう。

もし革製品が濡れてしまった場合は、直ちに乾いた柔らかい布で余分な水分を優しく拭き取りましょう。その後、風通しの良い陰干し場所でしっかりと乾燥させます。

※ドライヤーや直射日光は避けてください。絶対に乾燥機の使用も禁止です。

さらに、乾燥後には専用の保湿クリームやレザーコンディショナーを塗布し、革の潤いと柔軟性を回復させることが長持ちの秘訣です。

本革のシミの取り方

軽い汚れとは異なり、革にシミや傷が付いた場合は、迅速で適切な対応が必要です。

油や油分のシミ

吸収性の高い紙や布を使って優しく押さえ、まず余分な油を吸い取ります。その後、革用の専用クリーナーを塗布し、優しく拭き取る。

水気のシミ

乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、乾燥させることが基本です。ただし、範囲によってはその後変形する可能性もあるので、必要に応じて専門店を利用することをおすすめします。

傷がついた場合

浅い傷や擦り傷であれば、市販の補修クリームや染料を使い、目立たなく修復することが可能です。

まず、傷口の周囲の汚れを取り除き、乾燥させてから、色味に合った補修用品を少量ずつ塗り重ねます。乾いたら、豚毛ブラシや柔らかい布でなじませると自然な仕上がりになります。

深い傷や亀裂が入った場合は、自力での修復は難しいため、この場合はやはり革専門の業者を頼ることをおすすめします。

本革の保湿と栄養補給

その美しい外観と耐久性を保つ方法の一つに保湿と栄養補給も大切です。

特に、季節の変わり目や使用頻度が高いアイテムは、メンテナンスを習慣化することで自分だけのアイテムへとなります。

専用クリームの選び方

革用のクリームや保湿剤はさまざまな種類がありますが、選び方次第で革の状態を左右します。まず大切になるのは自分の革製品の種類と状態に適したクリームを選ぶこと。

一般的に、革用クリームには「保湿」「栄養補給」を兼ね備えたものと、「栄養補給のみ」のものがあります。革の表面や内部に浸透し、しなやかさと光沢を保つために、成分として馬油や蜜蝋、ミンク油など自然由来の成分を含むクリームがおすすめです。

また、選ぶ際には「無色」または「天然色素」を使った製品を選ぶと、色落ちや変色のリスクを減らせます。合成香料や刺激性の強い成分が含まれていないかも確認しましょう。

さらに、使用感やテクスチャーも重要です。さっと伸びる軽いクリームは使いやすく、ムラになりにくいです。新しいアイテムには少量を試し、革が柔らかくなり、ツヤが出るかどうかをチェックすることも大切です。

最後に、クリームの保存場所や使用期限にも注意しましょう。

高温多湿や直射日光を避け、清潔な場所に保管すれば、長期間、品質を保つことができます。適切なクリームを選び、定期的に適量を塗ることで、革の持ちを大きく向上させられます。

まとめ

頻繁に使用するアイテムは定期的なお手入れをすることはもちろんですが、長期間使用しない場合でも半年に一度は状態を確認すると長持ちさせることができます。

革製品は、素材の性質上メンテナンスが必要になりますが、その分長期間使用することができる素敵なアイテムです。

「経年劣化」という言葉がありますが、「経年変化」という言葉もあります。

「劣化」させてしまうのか「変化」させ、自分自身になじんだアイテムに育てていけるかは、持ち主のメンテナンス力にかかっているとも言えます。

手間に感じる事もありますがご自身のタイミングで気が向いた時にメンテナンスをやるのが一番長続きするポイントかなと思いますし、手間をかける分愛着がどんどん湧いてきます。

かくいう私たちも、頻繁のお手入れをしているかといえばそんなこともありません。

時期を決めて抜かりなくお手入れをすることも大切ですが、それよりも自分自身の愛着が湧く頻度でいいと思いますし、汚れてシミになっても、それも「味」となり革製品の「風合い」を引き出してくれる要素でもあると思うのです。

いつもピカピカのお財布も素敵ですが、私はたくさん痛んだお財布を眺めて、長く使った時間を思い返す方が好き。

私たち夫婦はメンテナンスをする際は、一緒にテーブルに革製品を広げ、おいしい飲み物でも飲みながら。また、他愛もない会話をしながら。

ゆったり寛ぎながらメンテナンスを楽しんでいます。

おしゃべりしながら手を動かす時間も素敵なひと時ですので、是非そんなホッと落ち着く時間に革のお手入れをしてみてください。

そして一緒に革製品と過ごす日常を楽しみましょう。

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