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私たちがワイヤーステッチに込めたもの

A`kenoがつくる、ワイヤーステッチと本革のケース

ワイヤーステッチのお話も今回で第三段となりました。

これまでは、ワイヤーステッチが生まれるところから、形にしていくまでの半年間、試行錯誤を続けてきた内容をお話しました。

今回はこのストーリーの結びとして「なぜここまでワイヤーステッチにこだわったのか。」また、そこに込めた私たち夫婦の想いをお話したいと思います。

ただの装飾ではない

エンブレムが珍しい、カードが見えないカードケース(ワイヤーステッチ)

ワイヤーステッチは、見た目のためだけに生まれたものではありません。

「他にはないデザインを作りたい」

もちろんその想いもありました。
ですが、本当に作りたかったのは、私たち夫婦が手を動かして作る意味そのものを形にしたデザインでした。

では、そのA`kenoらしさとは何か。

それは、第一に個人で立ち上げ、自分たちで製作をしているブランドであるということです。

大量生産をするわけではなく、また生産を依頼するわけでもない。

一つひとつ私たちの手元から生まれてくる商品たち。

それは紛れもなくA`kenoの良さであると思います。

せっかく私たちにしかできないことがあるのなら、それを武器にしないのはもったいない。

まだ歴史の浅いブランドではありますが、伝統工芸品のように、作り手の温かさや想いが伝わるものを届けたい。その気持ちだけは誰にも負けません。

 A´kenoらしさとは何か

夫婦でデザイン、製作を行い、販売まで行ということは、全て私たち夫婦の意向で決めていけると言うこと。

とても大変なことではありますが、裏を返せば私たちのブランドでしかできないことが出来るということです。

これを強みにするための一つが、ミシンでは到底できない職人の手作業から生まれるワイヤーステッチだと思います。

既製品はもちろん、大手の革製品は機械での作業がメインになります。ミシンも人の手で動かす機械ではありますが、ワイヤーはひと針ひと針、完全な手作業での縫製が必要です。

ここに他にはないデティールである、細身のワイヤーが魅せる少し立体感のあるステッチが組み合わされば、私たちA`kenoならではのアイテムになる。

私たち夫婦はそう感じました。

描くA`kenoの未来

2025年のアーツアンドクラフツ福岡にて
2025年のアーツアンドクラフツ福岡にて

ここまでレザーブランドとしての想いや、夫婦で営んでいく上での想いをお話してきました。

まだまだ認知の少ない、駆け出しのブランドの記事を、ここまで追って読んでくださった方には感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

あともう少しだけ・・・。

最後にワイヤーステッチを作り出してまで描きたかった未来のお話しをさせてください。

もともとブランドのコンセプトとして掲げている

「Superb 素敵」

「Calm 安心」

「Connect 繋ぐ」

があります。

私たちは、常に何かの意思決定を行う際は、必ずこのコンセプトに立ち返るように心がけています。なぜなら、このコンセプトこそが、A`kenoの商品を介して届けたい想いだからです。

ワイヤーステッチのデザインを一目見た時に「Superb 素敵」と感じていただき、日常で自分のお気に入りのアイテムが傍らにあることで「Calm 安心」してもらう。そして、身に着けて使用する中で、見かけた誰かが再び「素敵」だと感じて「Connect 繋ぐ」ことが出来る。

そんなブランドにワイヤーステッチと共に育っていきたいと思っています。

これからも夫婦で作り続ける

半年間かけて完成したワイヤーステッチ。それはゴールではありません。

寧ろ、3年目となった今がA´kenoの始まりだと思います。

これからも夫婦で試行錯誤を重ねながら、ワイヤーステッチとともに歩んでいきたいと思います。

このステッチが、いつかA´kenoの象徴として皆さまに愛される存在になることを願って。

そして、そのひと針ひと針に込めた私たち夫婦の想いも、一緒に届いていけば嬉しく思います。

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